日本SFの父・海野十三(1897-1949)が1927年(昭和2年)に「無線電話」4月号に発表した短編因果譚を、四畳半書房がオリジナルブックデザイン+手製本で美しい本に仕立てました。
荒唐無稽の思いつき三角形に恐怖を抱かせる事を、近所の男に目をつけ実験しはじめた主人公。思惑通りに男は恐怖に追い込まれ、その悲劇的な結果から自責の念に苛まれる事になる主人公。しかし、全くの他人のようだったこの二人は一人の女性を介して因果な関係にあった…
舞台は東中野、中央線沿線で展開される物語です。
三角形を折り畳んだカバーがかけられています(三種類の折り方で少しずつカバーが異なります)。編集・デザイン・製本 / サイトウユカ
105×210 40P