大正時代、まだ珍しかった女性新聞記者として活躍した中平文子の破天荒な半生を描いた自伝的小説を、著作権を学ぶ大学生たちが復刊。
離婚して夫と子を捨て女優として身を立てようと坪内逍遥の文芸協会の門をたたくも、その後、求人広告に応募して新聞記者となり、中居や女中として料亭や旅館などで働きながら内情を探る「化け込み」と呼ばれる潜入ルポで評判を呼び、外国大使館でのセクハラを告発。
「女のくせに」と批難されたり蔑まれても、今でいうところの炎上を恐れない、自由奔放、破天荒な半生を、大阪工業大学知的財産学部の学生たちが復刻。
文庫214pages
2025.8.23 第9刷
さらに加速・暴走する自伝小説の続きは、武林文子名義での
「この女を見よ」でご覧いただけます。