海野十三の短編をひとつひとつ美しい手製本で発行する四畳半書房のオリジナル書籍。
段ボールのカバーの中に屏風折りの両面に印刷された本文。お話は1ページに一話で完結。しかし、それぞれが一つの世界の断片のようで、関連しているようで、どこかでも読めて、どこでも終ることができる構成。また、内容にあわせて、書体や組版が変えているのも楽しめます。挿絵はテクストは対応しておらず、テクストページには読者が挿絵を想像できるような空白が設けてあり、挿絵ページには逆に物語を想像できるような原稿用紙のマスが描かれています。
110×150mm 90P 折本 限定100部、ロットナンバー入り 装幀サトウユカ