黒川直樹が散文、デザイン、詩、写真、タイポグラフィによって描き出し自費出版した長編小説本「ALTAのミラーと夜のマネキンを361体ください。エクステンションはMPEGで。」これを読んだ虹釜太郎(360°records)はの沖縄のアートフェスwanakio art Festival のartist in residenceで現地滞在していたときに制作した『wanakio sound installation 虹釜太郎製作の音響集』の記憶を甦らせた。この音響29曲の中から虹釜が「ある夜のエクス」用に抜粋した音源を、さらに黒川がセレクトした14ヴァージョンの音盤を作製。CDRは20〜30分、全14曲収録です。
B6判576P+CD-R
黒川直樹:批評家養成ギブス第一期(2007)で本格的な執筆活動をスタートさせ「エクス・ポvol.3」でデビュー。『大橋可也&ダンサーズ』に向けたパラレルレビューや、杉浦日向子の『百物語』に綴る「100のポリフォニー」など、既存のジャンルにとらわれない散文を模索し。2009年12月には「カヴァーデザイン〜写真・タイポグラフィ・テキスト・リリック〜レイアウト」までをトータルで製作した『ある夜のエクス』を出版。