漫画家/アーティスト香山哲のベルリン移住記コミック第2弾。
アーティストとして、いかに消耗せずに、限られた一生の時間の中で、
創作と生活を豊かに生きるかというテーマに向き合ってきた香山哲。
海外を旅をするうちに気に入って、住んでみたくなったベルリンに移住してみたら、
仕事に追われることなく、のんびり暮らせるようになった...というのが第1弾。
続く第2弾、ウンターグルンド(アンダーグラウンド)では、
ベルリンにもドイツ語にも慣れて、知り合いもできた著者が
住民の一人として社会参加の第一歩を踏み出します!
開発が中断した施設の地下スペースの利用方法を巡って、
市民の意見が公募されたのをきっかけに、
仲間とともに提案を行い、地下の一角に
ランドリーとシャワーを備えたシェアスペースを運営することに。
社会参加してみえてくる、地元民目線でのベルリンと、
この町に根付くシェア文化や公共福祉、あるいは問題点が描かれています。
B6判変型224pages
※このお話の前段階ともいえる
「心のクウェート」や
「ベルリンうわの空」もあわせてどうぞ。