「日本の詩×世界の詩」がキャッチフレーズの詩の冊子、「て、わた し」。
4号の特集は、「我々はどこにから来たのか、我々は何者か」。
ーー今号のかいせつ
日本と世界の一流の書き手を対バンのように並べて紹介します。
たったいま世界で書かれている言葉に、
日本語で触れられる機会は多くありません。
日本で書かれている言葉が世界でどんな位置にあるのかを
知る機会もほとんどありません。
私たちは今を生きる世界の文学を
すぐれたイラストと共に日本の文学に連れ出します
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この号では対バン形式で、たとえば、歌人の瀬戸夏子、
詩人でリーディングやナレーションや読み聞かせなど声の活動を行う韓国から日本に帰化したyae、
そして10才で韓国からカナダに渡り、英語を習得して詩作を行うようになった
若き詩人で研究者のエミリー・ジョンミン・ユンの三者三様の作品を並べて、
日本ー韓国ーカナダと時代や国や言葉を横断しながら、
固有の文化の中で/異文化間の間で生きる困難や言葉の力を際立たせます。
ほかにも、ポエトリー・リーディングやその周辺の表現をする詩人三木悠莉×英国在住の
フランスの詩人パスカル・プティ、
詩人井坂洋子×FtXの詩人ケイレブ・レイ。キャンドリリの組み合わせで作品を紹介し、
訳者の解説や、作家にまつわるエッセイを収録しています。
A5判60pages
異言語、異文化のセッションの一部は
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