サンリオが山梨シルクセンターとして、詩画集を出版していた1960 年代〜70 年代。
本体10.5 ×8cm の手のひらにすっぽり入るハードカバーの本が函入りで
「ヤマナシ・ミニブック・シリーズ」として刊行されていました。
この度、その中から宇野亞喜良が手がけた1968年刊の『恋の迷宮』を888ブックスが復刻。
本書は絵だけでなく、詩も宇野によるもので、宇野ならではの言葉のセンスで綴られた詩に、
60 年代の鮮烈なイラストレーションが添えられています。
小さい本ゆえ、当時の製本も大変だったと推測されますが、
復刻に関しても、製本所を探すことが困難で通常の製本機械では対応できず、
結果、製本、函の制作、シール貼はすべて手作業。
その点でも珍しい本になっています。
収録詩
「月は泣いた」「けしは立ったままで死んだ」「火曜日の朝の事件」「そのとき空は」「くず屋さん」「マッカナバラガ」「ナイト・マスク」「白い猫が空を歩く」「歌う少女」「世界でいちばん」「ゆれる老婆のロバの背中で」「お月さまとキャンデー」「あのこに会いたい」「さよなら」
縦105mm 横80mm 32pages 函入り(888ブックス)
初回入荷分サイン入りサイン本は完売いたしました
↑実物より、ひとまわり〜ふたまわり小さめ画像。かわいいでしょ!