リサイクル業を営む素人の乱の松本哉さんが出版事務所の片付けを請け負った際に譲り受けたパレスチナのポスターをきっかけに制作された展示やカタログが、巡回するうちに、中東文化研究者・長沢美抄子さんから膨大な関連ポスターを譲渡されスケールアップ、香港や台湾での展示も実現し、今度はアジアを飛び出しオーストラリアへ!
パレスチナ問題以前のフランスの旅行会社で制作された観光ポスターからPLOやFATAHが発行したもの、パレスチナの歴史と現状を伝えるフィンランドのポスターなど16点を収録。
○展示introduction:so-called Australia
○プロジェクトintroduction アンディカ・ファイサル(ポスター展発起人メンバー)
○FORWARD:長沢美抄子(中東文化研究)
○解説:歴史と真実:Rizky J Adelwin
長沢さんのテクストにある通り、彼女の所有するポスターも先人から譲り受けたもので、それらは撮影され、UNESCOの世界記憶遺産に登録するための運動でアメリカの
the Palestine Poster Project Archivesに送られ、他のコレクションとともにwebで公開されています。ご興味のある方はそちらもご参照ください。
A5判40pages
2025