「なんともいえない、抱えきれない喜びが湧いてきて、うっと涙がでた。私の人生に、家族で海外旅行に出かける日がやってきた、それも一ヶ月間、それも四カ国。わたしはこんなうれしい人生になると思わなかったよ、ありがとう」
と、自宅でスーツケースをつめている段階で感極まり、夫に笑われた著者。
しかも、単なる夫婦と幼い息子二人の家族旅行ではなく、ご近所の新婚さんカップルとの6人旅!
たまたまホームパーティの席で、旅してみたい国の話になったときに出たフィンランドに対して、新婚夫がかつて一年半ほど現地に留学していたから案内できると言い出し、まさかまさか、あれよあれよの展開に…。
おすすめという白夜の季節にフィンランドからエストニア、ラトビアへと、4人家族+新婚夫婦という不思議な旅がはじまり、その模様と心情が綴られ、旅を追体験できます。
(日記は13万字に及びますが、これは前半部とのこと)
2023年発行の沖縄旅行日記「
沖縄に六日間」に続く、日記第2弾。
文庫判216pages
2024.11.30