埼玉県在住の一般人でいて、音楽について考え、音楽について考えることについて考え続ける論客、いしあいひでひこさんの還暦を記念した初単著。
「インターネット最後の論客、堂々降臨。20世紀に落ちてきた男が21世紀のスキッツォイド・メン&ウィメンに贈る、最初で最後のデビュー作! メジャー各社からのリリース拒否を受け、インディーズから緊急発売」
「1970年代からの「ロッキング・オン」の読者であった著 者が、ポピュラー音楽にまつわる半世紀弱の記憶と体験を、古き良き「ロック文芸」のスタイルで綴る体験的長篇エッセイ。実証主義的なネット文体とは正反対の、芳醇な日本語の魅力にぜひとも酔っていただきたい」
表紙アートワークは、アメリカでのシティポップ・ブームの立役者のひとり Van Paugam(ヴァン・ポウガム)が担当。裏表紙には安田謙一(ロック漫筆)氏の推薦文を直接刷り込み、巻末には、ZINE「これが私の、」や、キネマ旬報への執筆などで注 目される新鋭・植村正美氏による特別寄稿を掲載しています。
本書と同じく鈴木並木氏が編集するzine
トラベシアvol.6のいしあいひでひこ特集もあわせてご覧ください。
B6判94pages
2023.1.27