中世ヨーロッパの伝説に登場する、植物でもあり動物でもある奇妙な生物。
羊を小さくしたような実がなり、その実の中には骨や肉があり血が通っており、
周囲の草を食べて育つ。
「綿花を知らない人々が誤解したものであるという説があるが、
食するものと食されるものの融合は、それほど異様ではないかもしれない。
我々は食したものによって生きているのであり、我々もまた別のものに食されて、
別の生き物と融合するのである」(黒田)
ink on paper 額入
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