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山本貴光「マルジナリアでつかまえて 書かずば読めぬの巻」
マルジナリアとは余白の書き込みのこと。
漢籍に訓点を書き込んで、言葉と書物を改造していた日本人
感想というよりもキレのよいツッコミに似た漱石の書き込み
次回の増刷のために自著への書き込みを繰り返す石井桃子
世界最難小説gといわれるジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」に
挑む者たちの、本文を上回る量の書き込み...
角筆という筆跡を凹ませる筆記具により各紙包丁のように刻まれた書き込み...
余白の書き込みを気にするようになってから、30年の著者が
有名・無名を問わず、書籍からプログラミングのコメントまで
読めるもの、判読不明を含めて、書物の痕跡を追った
「本の雑誌」の同名の連載をまとめたもの。
出版されたものが第一形態とすれば、書き込みによって本は育ち
何段階にも成長可能という。
そんな、豊かな余白の書き込み世界について、実際の書き込み図版や
著者自らの書き込みとともにお送りします。
表紙、カバーは活版で印刷されています。
四六判320pages 本の雑誌社
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